5月4日ブログで朝霧高原の後ろ向き『モーちゃん』のステッカーを紹介したところ、
のん様からのコメントで
ウシさんのオシリといえば“ピンクフロイド”でしょう
とのことで、どうも世間一般では「牛」と言えば「ピンクフロイド」という常識もあるようで、知らなかったので有益な情報を得ることができました。Thank you !
素人が勝手に判断してはいけないのでしょうが、ピンクフロイドの某有名アルバムのジャケットが牛の写真ということからきていることでよろしいでしょうか。
その関連で今回はジャケット買い『モーちゃん』です。
輸入CD屋さんで昔、店頭で見かけてジャケット買いしてしまったCD です。買う買う(cow cow)光線がもろ出ていました。
ジョン・アダムズ作曲
舞曲についてのジョンの書(1994)
♪クロノス・クヮルテット
こぶだらけのボタン(1996)
♪マイケル・コリンズ(クラリネット)ジョン・アダムズ指揮ロンドン・シンフォニエッタ
ノンサッチ・レーベルで1998年ドイツ盤です。日本語解説付きの国内版も出ていたようですが、これは輸入盤です。
牛ジャケットはCDの紙ケースで、中のジャケットは
と、このように一見つまらないですが、折り畳んである紙がジャケットになっており、広げると
このようになります。広い牧草地の写真です。
裏ジャケットは
見にくい写真ですが、中の表ジャケットと同じです。
あんまり詳しくないことを書くとしかられそうですが、このCDはクラシック音楽の現代音楽です。ジョン・アダムズは1947年生れのアメリカの大作曲家で、こぶだらけのボタンでは指揮も担当しています。舞曲についてのジョンの書は弦楽四重奏曲ということになります。クロノス・クヮルテットは現代音楽専門のアメリカの超実力派弦楽四重奏団です。曲はそんなに難解ではないですが、どう聴いても打楽器みたいな音がリズムを刻んだりしていて、どうやって演奏しているのでしょうか?結構楽しい曲です。こぶだらけのボタンは一種のクラリネット協奏曲で、小編成の室内オーケストラをバックにクラリネットがソロを受け持ちます。3つの楽章からなります。ミニマル的な1曲目、楽しい舞曲の2曲目、意外やしみじみとしながら盛り上がる3曲目です。マイケル・コリンズはイギリスの有名なクラリネット奏者、指揮者。ロンドン・シンフォニエッタは1968年設立の現代音楽を主に演奏するオーケストラ。
こんなことを書いていても、あまり『モーちゃん探検隊』っぽくないですが、このCDはジャケット写真だけ『モーちゃん』かというと、実はそうではありません!こぶだらけのボタンの2曲目はホーダウン(マッド・カウ Mad Cow)という曲で、曲の途中では牛の鳴き声が入ります!!牛の鳴き声が入ったクラシック曲を他に知りません。あったら教えてください。
牛好きのクラシック音楽や現代音楽好きやクラリネット愛好家には結構お薦めのCDでした。
検索するとまだ現役盤で頑張っています。
http://tower.jp/item/125294/Adams:-Gnarly-Buttons,-etc---Adams,-Collins,-Kronos-Quartet
http://www.hmv.co.jp/product/detail/115235
モーちゃん探検隊現況報告
『モーちゃん』: 24頭捕獲!
『牛の絵グッズ』:4つゲット!
『牛柄君』:2個発見!
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